11月下旬、かねてより行きたいと思っていた犬山を散策してみました。犬山と言ったら日本最古の現存天守といわれる「犬山城」が挙げられます。しかし、犬山城以外にも色々と見どころが多い町でした。
続きを読む六義園【訪問編】
庭園情報
- 名称:六義園
- 旧称:武蔵川越領(後、甲斐甲府、大和郡山)柳沢家下屋敷「六義園」
- 旧称:岩崎家駒込別邸
- 作庭:柳沢吉保
- 完成:元禄十五年(1702)
- 住所:東京都文京区本駒込6-16-3
- 備考:国指定特別名勝
江戸に残る和歌を主題とした名園
東京・駒込。ここに五代将軍・徳川綱吉公の御側御用人として頭角を現し、老中格まで上り詰めた甲斐甲府領主・柳沢吉保卿が築いた名園・六義園があります。
六義園は和歌を主題とした庭園であると言われています。なるほど、確かに和歌の世界を再現しようとしています。但し、和歌で歌われる内容は様々です。和歌の浦、吉野、唐土、日本神話。訪問した人の教養が試される庭園とも言えます。
続きを読む小石川後楽園【訪問編】
庭園情報
- 名称:小石川後楽園
- 旧称:水戸徳川家上屋敷「後楽園」
- 旧称:大日本帝国陸軍 東京砲兵工廠
- 作庭:徳川家光、徳川頼房、徳大寺左兵衛、徳川光圀、朱舜水
- 完成:【一部完成】寛永六年(1629)、【完成】寛文期(1662-1671)
- 住所:東京都文京区後楽1丁目6-6
- 備考:国指定特別史跡及び特別名勝
東京を代表する都心の大名庭園
巷では「世界的名園」と呼ばれています。東京、小石川後楽園。庭園の名前が地名や駅名、遊園地、そしてかつての野球場の名称にも使われている、東京を代表する大名庭園です。元々は徳川御三家の一つ、水戸徳川家の上屋敷だった土地。三代将軍・徳川家光公や水戸徳川家の初代当主・徳川頼房卿、水戸黄門でもお馴染みである徳川光圀公等が作庭に関わった庭園。明治維新後は大日本帝国陸軍の東京砲兵工廠の敷地となり、外国人の接遇施設としても使われることで、世界的にも有名な庭園となりました。現在は東京都が管理し、一般に公開されています。
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