令和5年12月中旬、東京都杉並区にある大田黒公園を散策しました。前から気になっていた公園でしたが、東京の閑静な住宅街に、これほどの素敵な空 間があることに驚きました。
大田黒公園
大田黒公園は、音楽評論家であった大田黒元雄氏の屋敷地に造られた公園です。園内にはイチョウ並木や日本庭園、記念館などが整備されています。
イチョウ並木
大田黒公園に入ると、まずイチョウ並木が出迎えてくれます。ここがかつて個人宅であったことが信じられないほど、素晴らしい景観です。訪問時はイチョウが綺麗に色づいていました。
日本庭園
イチョウ並木を抜けると、流れ、そして日本庭園へと進んでいきます。一部で石組が設けられていますが、基本的には自然な意匠を心掛けているように思える構成です。
記念館
公園内には大田黒氏が仕事部屋として使用していた洋館が「記念館」として残されています。昭和8年(1933)の建築。室内は独特の色合いが印象的な模様で構成された素敵な空間でした。感染症対策および保管されているピアノの保護のため、記念館内での撮影は不可のため、屋外のガラス越しから撮影しています。
荻窪にあった、素敵な空間。訪問当時、日本庭園のモミジは枯れかかった感じでしたが、イチョウ並木はまだ見頃の状態でした。別の季節でも訪ねてみたい公園です。