まだ知らぬ、日本を訪ねて

趣味の日本庭園や近代建築の紹介ブログです。

01_日本庭園-03_施主-細川侯爵家

肥後細川庭園【探訪編】

名園五十種 明治43年(1910)に出版された『名園五十種』に細川侯爵邸の庭園が紹介されています。前半に洋館・和館の庭園(関東大震災で焼失)、後半に現在の肥後細川庭園と思われる庭園が記述されています。文章のみの紹介のため、場所の推測を行いながら巡…

肥後細川庭園【歴史編③】

敗戦後の資産売却 第二次世界大戦の敗戦は、華族たちにとっても厳しい立場に追い詰めました。特に最高税率が資産額の90%という財産税は華族たちの没落を決定づけるものでした。細川侯爵家も、次々と資産の売却を進めていきます。

肥後細川庭園【歴史編②】

維新後の地図で見る変遷 当ブログ「肥後細川庭園 【歴史編①】」では江戸時代までの歴史を確認しました。今回はその後の歴史について確認します。

肥後細川庭園【人物編】

鳳台院夫人 「肥後細川庭園の桜」 撮影:2019.03.31 肥後細川庭園のキーパーソン、鳳台院夫人については、残念ながらあまり史料が残っていません。限られた史料から、その人柄を見ていきます。

肥後細川庭園【歴史編①】

詳細な歴史は不明のまま 平成26年(2014)より始まった一連の整備工事が完了した現在でも、この庭園の詳細な歴史は不明です。現地の解説板には当地の歴史をこのように述べています。 大名の下屋敷から細川家へ この地は、江戸中期以来旗本の邸宅となりました…

肥後細川庭園【訪問編】

「肥後細川庭園」 撮影:2016.04.27 庭園情報 名称:肥後細川庭園 旧称:肥後細川家下屋敷・抱屋敷、細川侯爵家本邸、新江戸川公園 住所:東京都文京区目白台1-1-22 作庭:不明 完成:不明(江戸時代後期・幕末期か?) 文京区の知られざる庭園 平成29年(20…