まだ知らぬ、日本を訪ねて

趣味の日本庭園や近代建築の紹介ブログです。

<散策記>令和5年11月 明治神宮外苑散策

明治神宮外苑 いちょう並木  撮影:2023.11.25

 令和5年11月下旬、今年も明治神宮外苑のいちょう並木を散策しました。神宮外苑の再開発が間近に迫る中、いちょう並木は例年通り、綺麗に色づいていました。

明治神宮外苑

明治神宮外苑 聖徳記念絵画館  撮影:2023.11.25

 明治神宮外苑は、明治天皇昭憲皇太后の御遺徳を永く後世に伝えるため、聖徳記念絵画館を中心に、体力の向上や心身の鍛錬の場、また文化芸術の普及の拠点として大正15年(1926)に明治神宮に奉献されました。

 昨年11月に散策した時の記事もよろしければご参照ください。

zuito.hatenablog.com

いちょう並木

明治神宮外苑 いちょう並木  撮影:2023.11.25

 神宮外苑のいちょう並木は、大正12年(1923)に植樹された並木道で、東京を象徴する景観の一つとなります。訪問時はちょうど見頃を迎えたばかりの状態でした。

 いよいよ大規模再開発が迫る明治神宮外苑。様々な論争がなされている今回の再開発ですが、重要なのは、東京、そして近代日本の象徴とも言える聖徳記念絵画館前のいちょう並木の景観と、日本スポーツの聖地としての役割が、本来の姿で後世に残ることにあるのだと思います。