令和5年2月、所沢航空記念公園の蝋梅が見頃を迎えたとのことから、散策に出かけました。
所沢航空記念公園
所沢航空記念公園は、明治44年(1911)に日本で最初の飛行場が開設された場所であり、昭和53年(1978)に公園として開園されました。昨年12月に散策した時の記事もよろしければご参照ください。
YS-11
西武新宿線の航空公園駅近くにある、YS-11。いつ見ても格好いいですね。ホンダジェットとの並びをいつか見てみたいものです。
日本庭園
前回も訪ねた日本庭園。適度な大きさが気持ち良い、よく整備された庭園です。どこかのタイミングで単独記事を書きたいな、そんなことを思いながら散策しました。
品種はわかりませんが、園内の茶室の彩翔亭の近くには梅が咲いていました。
蝋梅園
日本庭園に隣接する蝋梅園。前回訪問時は蕾の状態だった蝋梅が見頃を迎えていました。黄色の花がきれいです。まるで中国茶のような香りが漂う空間でした。この蝋梅園には「素心蝋梅」と「満月蝋梅」が植えられているようで、自然交配が進んでいることから判別が困難になりつつあるようです*1。
梅園
所沢航空記念公園には梅園も整備されています。訪問時は3~5分咲きという感じだったでしょうか。梅は色々な種類があって桜とは違う楽しみがありますね。
子ども広場
公園には子ども広場も整備されています。それなりに広い敷地に多くの遊具が設置されており、息子がしばらく遊んでくれました。
航空整備兵の像
放送塔と時計塔を結ぶ園路に設置されている「航空整備兵の像」。長沼孝三氏が昭和18年(1943)第二回大東亜戦争美術展に出品、翌年にこの地にあった所沢陸軍航空整備学校の敷地内に設置されました*2*3。航空機ではないものの、私自身、メンテナンスに関した業務も行っていたことから、なにか胸を打つものがあります。戦前の、純粋な空への夢と希望を表したこの像が、史跡として長く保存されることを願ってやみません。
所沢航空発祥記念館
前回も入館した記念館。所狭しと並ぶ航空機・ヘリコプターは、大人がみても楽しい場所です。息子には航空機がたくさんあって、操作できるシミュレータもあるのが楽しかったようで、閉館時間まで遊ぶことができました。
昨年12月以来の所沢航空記念公園。日本の航空機の歴史について知ることができる、雰囲気の良い公園です。季節を変えて、また伺いたいですね。