令和5年5月のGW、鎌倉を旅行しました。鎌倉を旅行するのは6年ぶり。関東屈指の古都を巡って行きます。
特急鎌倉
今回、鎌倉へはJR東日本の特急鎌倉を利用しました。特急鎌倉は、主に土日祝日に運行される臨時特急で、武蔵野線の吉川美南駅から、鎌倉駅へ向かう列車です。かつてはホリデー快速鎌倉として運行していましたが、令和4年(2022)に特急に格上げされました。使用されている車両はJR東日本のE257系電車。武蔵野線沿線から鎌倉へ利用する場合は非常に便利な特急です。
江ノ島電気鉄道 106形電車 107号車
鎌倉駅に到着し、ホテルに荷物を預けて、最初の目的地である長谷寺へ向かう途中、鎌倉海浜公園・由比ガ浜地区に江ノ電の旧式車両である106形電車(107号車)がありました。107号車は、新潟鐵工所(現・新潟トランシス)が昭和6年(1931)に製造した鉄道車両です。周りをフェンスに囲まれているため、外観を綺麗に眺めることはできませんが、内部の見学は可能になっています。内部は木製であり、古き良き車両です。
長谷寺
長谷寺は、浄土宗系の単立寺院で、長谷観音の名前で親しまれています。坂東三十三観音霊場の札所としても有名で、私もその関係で参拝したことがありました。諸堂の大半は関東大震災で倒壊し、その後再建されたものがほとんどですが、とにかく雰囲気が良いお寺で、参拝中は気持ちの良い気分になれます。高台に本堂があり、近くの見晴台から眺める鎌倉市街と太平洋は絶景です。
高徳院 鎌倉大仏
高徳院は、浄土宗の寺院であり、鎌倉大仏があるお寺として有名です。鎌倉大仏は、建長四年(1252)から造立が開始された大仏で、ほぼ造立当初の姿を保っているとされています。国宝にも指定されている鎌倉大仏ですが、その造営経緯などは不明な部分が多く、謎に包まれたまま。個人的には、初めて拝観したので、意外と大きいことに驚きました。それにしても、コロナ禍明けのためか、観光客ですごい混雑でした。
可能であれば、このまま江ノ島電鉄に乗って稲村ヶ崎へ行こうと思ったのですが、都心のラッシュよりも酷い混雑状況を見て諦めました。噂には聞いてましたが、この時期の鎌倉はかなりの混雑です。次回は、少し時期をずらした方が良いかなと思いながら、初日を終えました。