令和5年5月初旬、秩父を散策してきました。
特急ラビュー
秩父へは、西武鉄道の特急ラビューに乗って向かいます。特急ラビューは建築家・妹島和世氏による監修のもとに開発された特急車両で、2019年3月から運用を開始しました。当初発表されたときは、おおよそ鉄道車両とは思えない斬新すぎる車両デザインでしたが、実際の完成車を見ると良い感じでまとまっている印象です。
羊山公園
羊山公園は、本多静六博士により設計された公園が起源となります。園内には見晴しの丘、芝桜の丘などの見所がある、秩父市民の憩いの場となっている公園です。
牧水の滝
牧水の滝は、秩父を数回訪ねている歌人・若山牧水氏を偲んで造られた庭園です。名称の由来となった人工の滝に、旧秩父市域をかたどった池、そして水車小屋が設けられ、のどかな雰囲気が漂います。
芝桜の丘
芝桜の丘は、羊山公園の南部にある芝桜が一面に植えられた丘です。訪問時には既にピークは過ぎていましたが、まだ一部は芝桜が咲き誇っており、綺麗な景観を見せてくれました。
秩父神社
秩父神社は、知知夫国(現在の埼玉県秩父地方)の総社だった神社で、秩父三社の一つとなります。秩父神社の歴史は古く、崇神天皇の時代に知知夫国の初代国造に任命された知知夫彦命が祖神である八意思兼命を祀ったことが始まりとされる、二千年以上の歴史を有した神社です*1。社殿は天正二十年(1592)の建立とされ、埼玉県の有形文化財に指定されています。
今回は、日帰りということもあり、羊山公園と秩父神社を散策をしてみました。近年、西武鉄道が秩父観光に力を入れ始めているので、次は泊りで行ってみたいですね。