まだ知らぬ、日本を訪ねて

趣味の日本庭園や近代建築の紹介ブログです。

令和5年4月 雑司ヶ谷鬼子母神堂参拝

雑司ヶ谷鬼子母神堂  撮影:2023.04.22

 令和5年4月下旬、妻の安産祈願のため、鬼子母神堂を参拝しました。

雑司ヶ谷鬼子母神

 雑司ヶ谷鬼子母神堂は、豊島区にある日蓮宗法明寺の飛地境内にある御堂で、都内でも有数の安産祈願で有名な寺院です。御堂の中には安産や子育ての神様である鬼子母神が祀られています。

雑司ヶ谷鬼子母神堂  撮影:2023.04.22

 鬼子母神堂は江戸時代に建立された御堂が現存しています。江戸時代から、この御堂の中でたくさんの人々が安産・子育ての祈りを捧げていたのかと考えると、歴史のつながりを感じることができ、非常に感慨深いものがあります。

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鬼子母神の公孫樹

 鬼子母神堂の境内には大きな公孫樹があります。かつては国の天然紀念物(第二類)に指定されていましたが、昭和31年(1956)に指定解除、同年中に東京都の天然記念物に指定されました。非常に立派な巨木であり、まだまだ樹勢が盛んです。解説板によると、応永年間(1394~1428)に僧の日宥が植えたと伝えられています。

鬼子母神の公孫樹  撮影:2023.04.22

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目白庭園

 鬼子母神堂の参拝を終えた後、目白庭園に寄りました。目白庭園は、豊島区が平成2年(1990)に開園した比較的新しい庭園です。小規模ながらも、豪壮な石組を使用しており、なかなか見ごたえのある庭園でした。

目白庭園  撮影:2023.04.22

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 雑司が谷鬼子母神堂と目白庭園、どちらも雰囲気の良い空間です。次の子も安産となるよう祈りながら、散策を終えました。