2日目は高山を離れ、飛騨古川へ行きました。鉄道で15分程度。古川は増島城の城下町として整備され、現在でも古い町並みが残っています。最近では『君の名は。』の舞台のモデルにもなったことで有名です。
飛騨古川まつり会館
4月に催される古川祭の山車を展示している施設。古川祭の概要や山車を見ることができます。施設内の山車は3台、定期的に入れ替えて展示しているようです。日本三大裸祭の一つとも呼ばれることもあって、施設内の映像は映画のような迫力があります。
飛騨古川の町並
前述のとおり、古川は増島城の城下町として整備された町です。現在でも古い町並みが色濃く残っています。
壱之町通り
最初に壱之町通りを散策しました。日本酒のおいしそうな香りが漂っていました。造り酒屋が忙しなく働いているのを見ると、観光地というよりも、現役の町として機能しているようです。
白壁土蔵街
瀬戸川と呼ばれる用水路と白壁の土蔵が立ち並ぶ町並。飛騨古川が全国的に知られている景観となります。冬季のため、放流されている鯉は引っ越し中ですが、雪が残る古川の町並は寒いながらも古き良き雪国の光景が広がっているようでした。
飛騨国分寺
飛騨古川から高山の宿に帰る途中、飛騨国分寺に寄りました。飛騨国分寺は聖武天皇による国分寺建立の詔に基づき、天平十八年(746)に創建されたといいます。境内には室町時代建立の本堂、文政四年(1821)建立の三重塔、安土桃山時代建立とされる鐘楼門などがあり、古刹にふさわしい趣を感じられます。
飛騨古川は高山ほど規模が大きくなく、また観光客も少なかったのですが、現役の町として機能しながら、古い町並みを残そうとする努力が見え素晴らしいと思いました。今度は春か秋に訪れてみたいですね。