平成31年4月28日(日)は、長野の善光寺と、金沢へ出掛けました。
2日目 長野
2日目は午前中は長野、そのあと新幹線で移動して金沢へ向かう旅程です。
2日目―① 善光寺
長野駅に程近いホテルから、バスで善光寺大門バス停へ向かい、そこから徒歩で善光寺へ向かいます。
善光寺参道は、長野市指定史跡になっています。参道の敷石の内、本堂前の参道が正徳三年(1713)に、続いて正徳四年(1714)に、境内入口から山門下の間が江戸の商人の寄進で完成した。何気なく通過してしまいますが、江戸時代の旅人、参詣客が私たちと同じ参道を通ったと考えると感慨深いものです。
善光寺の参道を歩いていくと、仁王門、山門、そして本堂へと至ります。善光寺はとにかく建造物が大きい。初見のときは、その巨大さに驚いたことを思い出しました。現在の仁王門は大正7年(1918)の再建、山門は寛延三年(1750)建立で国指定重要文化財、本堂は宝永四年(1707)建立で国宝に指定されています。過去の人々が、この巨大さ、偉大さゆえに畏敬の念を抱いたであろうことが容易に想像できます。
もう少しゆっくりしたかったのですが、金沢へ行く新幹線の時間が迫っていたため、長野駅に戻りました。しかし、北陸新幹線がダイヤ乱れ、足止めを食らってしまいます。結局予定より1時間程度遅れて金沢に到着しました。
2日目 金沢
2日目―② ひがし茶屋街
14時過ぎ、まず第一の目的地である「ひがし茶屋街」へ向かいました。GWということもあり、金沢は大混雑です。しかし、一番最初に訪れた際の衝撃が忘れられず、一番最初に来てしまいました。
すごい混雑ぶりでしたが、やはり雰囲気は良かったです。ひがし茶屋街では、かつてのお茶屋である「志摩」と「お茶屋美術館(旧中や)」の見学もしました。
「志摩」、「お茶屋美術館(旧中や)」では、当時の華やかさを実感することができます。特に「お茶屋美術館(旧中や)」の「はなれ」は目が覚めるような群青色の壁の空間であり、良い意味で「和風」というものの固定観念を覆してくれる空間です。「志摩」では休憩も兼ねてお茶を頂きました。
2日目―③ 主計町茶屋街
浅野川の対岸にはもう一つの茶屋街である「主計町茶屋街」があります。ひがし茶屋街よりは混んでいませんでしたが、それでも人が多かったです。
ここも川沿いの茶屋街ということで、ひがし茶屋街とはまた違った魅力が感じられます。また、ここは料亭や旅館といった当時の機能がまだ残っています。
2日目―④ 夜の金沢三茶屋街
ひがし茶屋街周辺で早めの夕飯を食べたのち、三茶屋街の夜景を見ることにしました。
まだこの時期の金沢は寒かったですが、幻想的な光景を見ることができました。こうして、GW2日目が終了しました。