令和5年5月、東京みなと祭が行われていましたので、行ってみました。
東京みなと祭
東京みなと祭は、東京港の開港記念日(5月20日)の前後の土日に行われるイベントです。例年は晴海客船ターミナルをメイン会場として開催されていましたが、今年からは東京国際クルーズターミナルに場所を移して、4年ぶりに実地開催されました。
東京都港湾局 浚渫船 海竜
海竜は、東京都港湾局が所有している浚渫船です。東京港は隅田川や荒川の河口に位置していることから、土砂が川から流入して堆積していきます。浚渫船は、東京港に寄港する船舶が安全に航行できるように堆積した土砂を浚渫するための船となります。
海上自衛隊 試験艦 あすか
あすかは、海上自衛隊に所属している試験艦です。試験艦は、レーダーやミサイル、魚雷等の試作品を試験するための船。あすかは、平成7年(1995)に就役した試験艦で、海上自衛隊の試験艦としては二代目となります。他の護衛艦と比べて、特徴的な形をしていますね。
海上保安庁 巡視船 宗谷
宗谷は、海上保安庁の巡視船です。竣工は昭和13年(1938)で、当初は商船として建造されましたが、昭和15年(1940)に帝国海軍により買い上げされ「特務艦 宗谷」として第二次世界大戦を戦いました。敗戦後は、海上保安庁の巡視船として活躍。特に初代南極観測船としても有名な船です。先述の2つの船と異なり、こちらは常時公開の船となります。
様々な珍しい船を見ることができる、東京みなと祭。次回も開催されたら行ってみたいですね。