令和4年8月、日光・鬼怒川温泉へ旅行しました。日光は久しぶりに、鬼怒川温泉は初めての場所です。途中、日本近海で台風が発生したこともあり天気と相談しながらの旅となりました。
特急スペーシアきぬがわ
今回はJR新宿駅から出ている特急スペーシアきぬがわを利用しました。かつて日光参詣輸送で競争していた国鉄（現JR東日本）と東武鉄道が協力関係に転じた画期的な列車です。平成初期に登場した車両のため多少の古さを感じさせはしますが、バブル時代を想起させる豪華な内装には感心させられます。
藤原町護国神社
荷物を宿泊するホテルに預かってもらい、近くを散策してみます。鬼怒川温泉を代表する神社の一つが藤原町護国神社です。日清・日露戦争から第二次世界大戦に至るまでに戦死された旧藤原町出身の英霊を祀る神社で、昭和28年（1953）に創建されました。
鬼怒川温泉神社
藤原町護国神社の境内には、鬼怒川温泉神社もあります。社殿階段の横にある「温泉大権現」と刻まれている常夜灯は文化十一年（1814）に寄進されているなど、歴史としてはこちらが古いものと考えられます。
丸山山頂
藤原町護国神社に隣接する形で鬼怒川温泉ロープウェイの乗り場があり、そこから丸山山頂へ上ることができます。
おさるの山
丸山山頂にある「おさるの山」。中には台湾猿（タイワンザル）が飼育されており、観覧者がフェンスに囲まれた通路を通って見学できます。また、フェンス越しに餌をやることができ、息子も喜んでくれました。ボス猿らしき存在がいたり、母猿が赤ちゃんを抱いていたり、餌の獲得競争を通じて猿の序列を垣間見て、動物の世界も大変だと感じた次第です。
展望台
丸山山頂のロープウェイ乗り場に隣接する展望台。この展望台からは鬼怒川温泉郷を眼下に一望することができます。なかなか素晴らしい景色です。
初日は移動と暑さで疲れたため、ロープウェイから降りた後はそのままホテルに向かいます。熱帯低気圧が台風に発達する可能性が指摘される中、2日目以降の計画を見直しながら、初日を終えました。
