平成31年4月27日(土)から令和元年5月5日(日)までの9連休を活用して、妻と旅行に出かけました。
1日目 松本
朝の7:00、新宿駅発の中央本線特急「あずさ1号」に乗ります。1日目の目的地は松本です。多少遅れたものの、松本駅へは10:00前に到着しました。松本では松本城と開智学校の見学、そして松本市街の散策を予定しています。
1日目ー① 松本城
松本駅から松本城へは徒歩で向かいます。途中、想定以上に寒いことに驚きながら松本の町を歩いていきます。松本城へは10:00頃に到着しました。
券売所から一の門を通過して松本城へ入城します。この一の門は昭和35年(1960)に再建されたものです。松本城のwebサイトでは、名古屋城の渡り櫓門を参考にしたとされています。
本丸御殿跡から見た天守閣です。やはり現存天守の風格は、再建天守とは異なります。 松本城天守閣へは30分ほどの待ち時間の後、見学しました。
松本城の天守六階からの眺めです。写真は開智学校がある天守閣北面からの眺望です。往時の城下町の光景が偲ばれます。
天守四階の御座所とされる空間です。現地の説明板には次のように記されています。
天守四階
天守四階は、三階までの各階とガラリと室内の趣が異なっている。柱が少なく天井が高い上に、四方から外光が入るので明るく広々とした感じを受ける。柱・鴨居・長押などはすべて鉋仕上げで、鴨居の上には小壁もあり居室風に設えてある。敷居がないので建具は用いられていなかったが、幕や屏風で仕切れば入側と二つの部屋に分かれる。有事の際、六階とともに城主の座所に当てられた場所と考えられる。
見学順路を進んでいくと、辰巳附櫓に花頭窓が設置されています。寺院でよく見られる窓ですが、城郭にあると新鮮な印象を受けます。
さらに進むと月見櫓に到着します。月見櫓は泰平の世に築造された櫓のため、武備という武備がありません。城郭に求めれられる性格が変化していったことが伺えます。
天守閣の見学を終え、内堀に出ます。内堀からみる天守閣は美しいの一言です。
最後に太鼓門です。この門は平成11年(1999)に再建されています。
松本城を離れる際、桜が咲いていました。GW初日、松本はまだ桜の季節でした。桜と松本城とのコラボレーションは、外の寒さを幾分か和らいでくれました。
参考文献
- 「黒門・太鼓門|国宝 松本城」『国宝 松本城』(2019.05.19 閲覧)(https://www.matsumoto-castle.jp/about/gate)